2021年度 オンラインニュースレター
ごあいさつ 校長 齊藤 隆浩
7月に入り、学校は緑豊かな自然に囲まれています。4月には、17名の新中1生(59回生)と11名の高1新入生(56回生)を迎え、2021年度をスタートさせました。創立以来祈りの心に支えられた本校は、変わることなく、学習と生活全般を通してしっかりとした知性、堅実な実行力、謙遜な心を育てることを目標とし、創立者の願いを今の時代に生かすよう努めています。
今年度のテ一マは、"Seeds of Hope"(希望の種)です。一人一人の生徒が、希望の種を見つけ種まきをすることを、そして、自分自身が、未来に芽吹く希望の種になることを目指します。そこには、「どんな環境においても、希望の種を見つける目を育てていけるように」「よりよい未来のための実行で、希望の種をまくことができるように」、そして「自分自身が未来に芽吹く貴重な希望の種になることができるように」との3つの願いを込めており、そうした中で若い世代を育てたいと考えております。
現在、世界的なコロナ禍にありますが、そうした中でも本校は、オンラインにて、世界の聖心の姉妹校やNY国連NGOなどとのつながりを通して、SDGs「持続可能な開発目標」の達成に向けて、2018年度まで受けていた「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」という文部科学省の研究指定で積み上げた成果を生かし、全校生徒が課題研究などで、自らのアクションプランにまとめるなど、具体的な行動に結びつけてきております。
札幌聖心女子学院は、シスターをはじめたくさんの祈りの心に支えられております。これからも、創立者の願いを現代に生かすよう努めてまいります。ぜひ茂仁香会の皆様には、これからも後輩たちを温かく見守っていただき、加えて、生徒募集の面でも、これまで以上に本校をお支えくださるようお願いを申し上げます。
札幌聖心女子学院 校長 齊藤 隆浩
茂仁香会の皆様 チャプレン シスター田口保子
いつも札幌聖心をお支え下さり、ありがとうございます。
コロナ禍の中、卒業生の皆さまやご家族、白樺会のお母様方は、いかがお過ごしかと日々お祈り申し上げております。
札幌聖心の考える学力は「すでに解かれた問題を、出来るだけ短い時間で、できるだけ多く解く」ことでなく、「予測もつかない問題を、文化も背景も異なる他者と協力して解決していく力である」と常々申しておりますが、ポストコロナの時代は、ますます自ら考え、他者と協力して予測もつかない問題を解決する力が必要となります。生徒たちがコロナ禍に負けずに、積極的にオンラインで海外の姉妹校との交流を続け、世界や国内の講師のお話を聞き、質問して学びを深め、ささやかでも歴史を良い方に変えようと行動力を発揮している姿に感心しています。
聖堂では、日々卒業生の皆様のためにシスター一同お祈りをささげています。
帰天したシスター方、先生方も天国から皆様を守っていることでしょう。
7月16日に長らく本校にお尽くし下さった元教頭染谷昌志先生が87歳で、入院先の病院で帰天されました。先生が90年代に本校に導入された探究型学習が2006年からの3つの文部科学省の指定を受ける基盤となりました。どうぞお祈りください。
チャプレン シスター田口保子
ごあいさつ 53 回生 菅原愛梨
この度、茂仁香会53 回生幹事を務めさせていただきます、北海道科学大学、薬学部1年 菅原愛梨です。
私は札幌聖心の6 年間で多くのことを学びました。高校1 年のニューヨーク国連研修では、SDGs、難民・移民などの幅広い問題について、日本だけではなく海外からの視点で学び、貴重な体験をさせていただきました。 その時に裕福な国とそうでない国のそれぞれの実態を知り医療格差について興味を持ち薬剤師を志すようになりました。札幌聖心で培った周りを思いやる心の豊かさ、グローバルなものの考え方を大学での学びに役立てていきたいと思っています。
幹事をさせていただく事となり、至らない点も多々あるかと思いますが、出来る事を1つ1つ頑張りたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
53 回生 菅原愛梨
2020年度ご寄付者リスト掲載
2020年度も皆様に多くのご寄付を頂戴いたしました。皆さまのご協力に対しまして、あらためてお礼申し上げます。(このページの閲覧にはパスワードが必要です。)
皆様からのご寄付は、母校への支援及び茂仁香会の福祉活動に充てられます。
ご協力ありがとうございました。
2020年度ご寄付者リスト掲載
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